テニプリ夢―親友として(仁王雅治)

 

 

「「「キャアーーー仁王くん!!!」」」

 

 

廊下から聞こえる奇声

 

アレ奇声ですよ、奇声

 

 

それに今日はいつもより煩い

 

理由は...

 

 

 

「「「仁王くん!!!誕生日おめでとーー!!」」」

 

 

 

そうです、あの仁王雅治の誕生日です

 

 

あ、はじめまして、3B組の淡路奈雪と言います

 

 

えぇ、あの仁王雅治と同じクラスですね

 

 

その上、隣席で、まぁ、親友と言う関係なんですよ

 

 

3年間もずっと同じクラスで同じ部活やってましたからこういう関係になりましたね(←元マネージャー)

 

 

私も仁王のコト親友として見て来たんだけど...

 

 

そう見えなくなったのは数ヶ月前、全国大会決勝の日

 

 

我々立海大は全国三連覇果たせなかったあの日

 

 

私は悔しくて泣いた

 

 

私がもっとサポートしてたら...

 

 

私がもっとしっかりしてたら...

 

 

全部私のせいだ...

 

 

と泣いてた私を慰めてくれた親友の仁王

 

 

「お前さんのせいじゃなか、お前さんがいてくれたからここまで来れたぜよ

 

 

俺らが全国最強なれなかったけど、お前さんは全国最強のマネージャーじゃ」

 

 

仁王はそう言って優しく私の体を抱き締めて、私の頭を撫でてくれた

 

 

 

あの日からだ

 

あの日から仁王のコト親友と見えなくなった

 

 

好きになったんだ

 

 

だけどもう何年も親友の関係で

 

私の気持ちがイキナリ変わったと仁王に知られたら

 

 

きっと嫌われるだろうね...

 

 

仁王の回りにキレイな女がいっぱいで私なんか似合わないし...

 

 

大体仁王は私のコト女だと思ってない

 

 

この前女らしくなろうと思ってメークしたら

 

仁王は

 

 

「メークなんかやめんしゃい、似合っとらん」

 

 

って...

 

 

 

そして先週から毎日仁王と誕生日過ごしたいって誘いに来る女がいっぱい

 

仁王は私を使って

 

 

「今年は親友の奈雪と過ごす、すまんのぅ」

 

 

嬉しいか悲しいかって聞かれると

 

 

まぁ、好きな人の誕生日の日と一緒に過ごせるのは嬉しいけど

 

親友としてはなぁ...

 

 

勝手に親友としてはイヤと思って、『12月4日は忙しいから一緒に過ごせない』と断ったけど

 

その後はずっと仁王を避けてた

 

 

無視したり、授業サボったり...

 

 

メールを見えなかったフリで電話も出なかった

 

 

 

考えたらサイテーだな、私...

 

 

 

そして、今日、仁王の誕生日に

 

 

 

 

「ブン太、私今日サボるよ」

 

「え?またかよぃ!!今週何回目だよ!!怒られるぞ!!」

 

「ダルイもん...じゃあシクヨロ~」

 

「パクんな!!」

 

 

仁王が教室に着く前に出る

 

 

今日天気いいから屋上でサボろっかぁ

 

 

 

昨日は今週授業サボった分徹夜で勉強したから、超寝不足...

 

 

バッグを枕として使って床に寝転んだ

 

 

 

ねみぃ...

 

 

>>>

 

 

「ん...」

 

なんかあったかいな....

 

 

屋上ってそんなにあったかいトコだっけ...?

 

 

てゆーか床ふわふわ...

 

 

 

ゆっくり目を開けたら

 

 

ちょっとなんで真っ暗なんだ?!

 

 

 

もう夜?!私どんだけ寝たのよ?!

 

 

って、アレ?

 

 

私包まれてない?

 

 

知ってる...

 

 

この匂いも

 

暖かさも

 

 

 

ま、まさか...

 

 

見上げて確かめる

 

 

あの見慣れた顔

 

 

 

私!!今仁王の抱き枕になってるぅぅ?!

 

 

「ちょっと!!仁王!!!何やってんのよ?!」

 

「...なんじゃ...起きたんか、奈雪...」

 

「アンタ!!何抱き付いてんの....」

 

 

ベット?

 

何でベット?

 

 

私屋上で寝てたよね...なんでベットにいんの、私...

 

 

仁王からちょっと離れて回りを見ると

 

 

シンプルな部屋...

 

 

「仁王」

 

「何じゃ?」

 

「なんで私アンタの部屋にいんの??」

 

「お持ち帰りしたなり」

 

 

はぁ?!

 

 

「離れなさんな、寒いんじゃ」

 

強く私を抱き寄せる仁王

 

 

「知らんよ!!離せ!!!///////

 

つーかなんで?!」

 

「ブン太が奈雪がサボったと言ってのぅ、屋上に行ったらお前さんが寝とたで、風邪引くやないかって、俺んちに連れて来たぜよ」

 

「訳分かんないし!!」

 

「お前さん、どう寝たらここまで連れても起きんのじゃ?さっきまで寝たフリか??」

 

「ち、んな訳ないでしょうが!!ツーか離せって!!」

 

「イヤじゃ、一緒に今日過ごすって言ったじゃろ?」

 

「断ったでしょう!!」

 

「じゃあ断った理由を話さんか?」

 

「だから忙しいって言ったじゃん!!」

 

「そんな理由却下、べつの言ってみんしゃい」

 

「ちょっと、何それ!!」

 

「ついでにこの一週間俺を避けた理由も言ってもらうか」

 

「避けてないし!!」

 

「そんなウソ、この俺に通用すると思ったか」

 

 

確かに...ペテン師には無理か...

 

 

「...プリ...?」

 

「パクんな」

 

「......」

 

 

言えないよ...親友として祝いたくないって...

 

でも、私親友だから...

 

 

「てゆーか、何でよりによって仁王にんちに連れて来たのよ?」

 

取り合図話を逸らす

 

 

「そりゃここなら奈雪が逃げられんと思ってのぅ」

 

 

やっぱ聞くじゃなかった...

 

 

「ほな、話に戻ろっかのぅ」

 

「ちぇ...」

 

 

話逸らし失敗か...

 

 

「なんでじゃ?」

 

「......どうでもいいんじゃない」

 

「どうでもええ訳なか...アレじゃろ?

 

親友として、俺の誕生日祝うのがイヤとか」

 

 

な、何それ、エスパー?

 

 

 

「そんな訳ないじゃん?し、親友だもん」

 

「親友やけど、俺に好きなったのぅ」

 

「......」

 

「違うか?」

 

「......そうよ...好きになったから親友として祝いたくないのよ...

 

 

悪い?!」

 

何か逆キレな気分

 

「悪いとか言ってないぜよ」

 

「でも悪いと思ってるんでしょう!!

 

今まで親友だと思った相手がイキナリ好きなったって困るじゃん!!

 

悪いじゃん!!そう思うならはっきり言いなさいよ!!

 

 

 

言え!!悪いだと言え!!!

 

今すぐ言え!!!

 

 

「何でそうなるんじゃ!!悪いと思っとらんし!!」

 

 

「もういいよ!!聞きたくないよ!!帰る!!離せ!!」

 

 

仁王から離れようとし、逃げようとした

 

 

「離さんよ、言ったじゃろ?逃げられんようにここに連れて来たんじゃ」

 

もっと強く抱き締める仁王

 

 

「ちょっと!!」

 

「暴れんな!!ちゃんと聞きんしゃい」

 

「......」

 

黙って、仁王の話を聞く

 

 

「俺も親友として祝ってもらいたくなか」

 

「え?」

 

「一年からずっと好きじゃった、なのにお前さんは俺のコト親友しか思っとらん」

 

「マジ...?!」

 

「マジじゃ」

 

「うっそ!!だって、私のコト女として見てないじゃん!!ほら!!この前メークした時似合わないって!!」

 

「アレは似合いすぎで、他のヤローに見られたくないから言ったぜよ」

 

「じゃ、じゃあ!!ワザワザ皆の前で今年は親友の奈雪と祝うって言ったじゃないの!!」

 

「アレはお前さんがこの三年間、俺の辛さを感じて貰うためじゃ」

 

「ひどッ!!」

 

「酷いのはどっちじゃ?

 

今までお前さんが俺のコト親友だと呼んで、俺がどんだけ傷つかれたと思うん?しかもこの一週間ずっと俺のコト無視したし」

 

「アンタね!!ワザとのほうが酷いじゃない!!!」

 

「目的はただ好きって言わせたかったじゃ、結果オーライってコトじゃのぅ」

 

「し、信じらんない!!てゆーか、知ってたの?!私が仁王のコト好きって?!」

 

「当たり前じゃ!大体お前さんの態度がバレバレじゃ」

 

「じゃあ何で言わせたのよ?!」

 

「言わせたいタイプじゃからのぅ」

 

「さいってー!!!」

 

「どうも~じゃあ、プレゼント貰うかのぅ」

 

「じゅ、準備してないよ!!あげるつもりなかったし...」

 

「さいってー!!!」

 

「真似しないの!!だって...仁王にどう渡すのか分からなかったし...何をあげればも分からなかったし...///////

 

「かわええのぅ奈雪...ほな、丁度ベットの上やし、今年のプレゼントは奈雪にしよか?」

 

「は?え、ちょッ!!どこ触ってんの?!や、やだぁ!!

 

きゃあああ!!!!////////

 

 

「今年は最高な誕生日じゃ、のぅ奈雪?」

 

「ちょ、ま、まってぇぇぇえ!!!/////////

 

「照れんな奈雪、もう恋人じゃから」

 

「やぁぁぁ、やっぱ親友に戻ってぇぇ/////////////

 

「無理じゃ」

 

 

 

~あとがき~

 

はい!!勉強してるはずなんですが!!!

 

明日は仁王の誕生日なので...明後日は試験なんですから絶対書けないと思いまして

 

 

コレを書きました!!えっと約1時間使ったのに、ヤバイです...

 

誕生日おめでとう仁王!!!

~ : Yachiru : 12月 3, 2008.

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